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「サイナスリフトを伴うガイドサージェリーによるインプラント埋入手術 CASE.02」
Guided Surgery for Implant treatment with Sinus Lift CASE.02
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【サイナスリフト症例2の概要】
上顎洞内に上顎洞内粘液嚢胞を認め、その部分にサイナスリフトを施行した症例。上顎棒の粘膜肥厚ではそのまま挙上することが多いが、粘液嚢胞の場合には1)そのまま挙上する場合と2)粘液嚢胞に注射針で穿刺して嚢胞内容物を吸引してから挙上する方法がある、2)ではシュナイダー膜の破れにつながる可能性があり注意を要する。本症例は1)のそのまま挙上を行い問題なくサイナスリフトを行った。
2018年の症例で、左側上顎第2小臼歯・第1大臼歯部 #25,26
に直径4.7㎜ 長さ12.0㎜ (#25) 直径5.2㎜ 長さ12.0㎜ (#26) FINSIA (京セラ)Taperedを埋入した。
サイナス骨量2.0 ml リフィット(HOYA) + Bioss (Geistlich)
一回法(インプラント同時埋入)
手術時間 1時間10分
待機期間 6ヶ月
洞底骨の厚み1.8 – 3.3㎜
この動画は写真撮影なのでカメラを動かした等の手術に関係ない映像のみを削除しておりますが、ほぼ編集や削除した部分のない状態で動画を提供しております。
日々の臨床にお役立ていただければ幸いです。
よりよりインプラント手術のために。
by Shintani Satoru