効果的なインプラント周囲炎の外科療法を考察する
論文のあらすじインプラント周囲炎の発症は、インプラント治療の予後を脅かす深刻な問題です。これに対する外科的な治療法としては様々な方法がとられてきましたが、いずれも奏功していません。論文で紹介されている治療法は現在で最も信頼のおけるデータ…
口の中が燃えるように痛い症候群
論文のあらすじ口の中が燃えるように痛い症候群は、粘膜に異常があることや口腔乾燥、味覚障害を伴うこともありますが、全身的な慢性の病気やストレスなど心因的な要因も大きく影響します。口腔灼熱症候群(BMS;Burning mouth sy…
骨造成の種類
どういった場合に骨造成が必要となるのかまず「どういった場合に骨造成が必要になるのか」ということを考えると、歯を支える歯槽骨が吸収してインプラントの骨に入れる部分に十分な骨の厚み、高さ、量が足りない場合ということになります。歯…
インプラントの治療失敗実例
これからご紹介する失敗例は、院長:新谷悟が昭和大学歯学部教授(昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科学講座 主任教授)ならびに東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックで、他院で受けられたインプラント治療の失敗例をリカバリー(回復)した症例ケースにな…
インプラント治療における【こうすべし!】その1
先日、長崎大学歯学部長(インプラント科教授)澤瀬 隆先生、大阪大学発ベンチャーiCAT十河基文先生、鹿児島より迫田 敏先生をクリニックに迎えて症例検討ならびにクローズな勉強会を行った時のインプラント治療に関する【こうすべし!】です。参考にな…
いびき・睡眠時無呼吸症候群の歯科口腔外科的治療
いびきや睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の質を考えるうえで、非常に重要な問題である。睡眠は、サーカディアンリズム (Circadian rhythm):脳内の生物時計により管理される1日単位のリズム現象とホメオスタシス (Homeosta…
下顎臼歯部少数歯欠損インプラント症例ケース10
右側下顎第1大臼歯 欠損症例 部分床義歯からインプラントにした症例(40歳代 女性)右側下顎第1大臼歯(#46)は欠損しており、義歯によって補綴されていた。義歯の脱着や外すことなどに煩わしさを感じることからインプラント治…
下顎臼歯部少数歯欠損インプラント症例ケース09
左側下顎第2小臼歯ならびに第1大臼歯 欠損症例40歳代 男性第1大臼歯(#36)に関しては根尖性歯周炎と根分岐部病変のために抜歯の適応と考え、抜歯を行った・抜歯後2か月経過後、CTならびに口腔内の模型を印象して手術に臨ん…
上顎抜歯即時インプラント症例ケース09
左側上顎乳犬歯、乳臼歯の残存 動揺 抜歯同時埋入症例(20歳代 女性)左側上顎の側切歯が欠損しており、乳犬歯ならびに乳小臼歯が残存していたが、動揺が生じてきたため、インプラント治療も含め、相談に来院された患者さんです。…
下顎多数歯欠損インプラント症例ケース04
右側下顎第2小臼歯(#45)の歯牙破折、第2大臼歯(#47)の根尖性歯周病(同部のブリッジ破損、脱落)ならびに左側第1,2大臼歯(#36,37)の欠損症例(40歳代 女性)右側の臼歯部のブリッジが第2大臼歯のトラブル(詳…
下顎臼歯部少数歯欠損インプラント症例ケース08
左側下顎第1大臼歯 欠損症例(30歳代 女性)左側下顎第1大臼歯(#36)の根尖性歯周病の診断下、前医で抜歯をされた。前後の歯が天然歯であり、ブリッジはいやだということで、インプラント治療を希望し当クリニックを受診した。…
下顎臼歯部少数歯欠損インプラント症例ケース07
右側下顎1大臼歯の根尖性歯周病および根破折により保存不可と診断、ならびに左側第1大臼歯部欠損に対し抜歯後2か月での待機埋入インプラント治療症例(50歳代 男性)右側第1大臼歯(#46)がヘミセクション後で、根が破折し保存…
下顎多数歯欠損インプラント症例ケース03
左側下顎犬歯(#33)ならびに第2小臼歯(#35)の根尖性歯周病による保存不可と第1大臼歯欠損(#36)抜歯後2か月での待機埋入症例50歳代 男性左側下顎犬歯ならびに第2小臼歯の咬合痛とブリッジの若干の動揺を主訴に当クリ…
上顎前歯部少数歯欠損インプラント症例ケース01
右側上顎中切歯(#11)欠損症例他院で骨造成を必要といわれ、当クリニックの2倍以上の費用がかかると言われた症例40歳代 男性かかりつけの歯科医院で右側上顎中切歯の保存不可能(詳細不明)で抜歯された。インプラント治…
下顎臼歯部少数歯欠損インプラント症例ケース06
右側下顎1大臼歯(#46)、根尖性歯周病、根分岐部病変により保存不可と診断、抜歯後2か月での待機埋入症例40歳代 女性右側第1大臼歯(#46)に瘻孔を形成し、排膿を認め疲れると同部に浮いた感じを生じるとのことであった。また、…