頸部郭清術標本の取り扱い
頸部郭清術により得られる頸部の組織標本は、的確にレベルごとに分類され、どのレベルに転移があったのかを正確に把握する必要がある。施設によっては、標本をそのまま、病理部に提出するということも、数十年前は行われていたが、現在はそのような施…
サージカルガイドのシミュレーション時に留意すべき項目
サージカルガイドの設計のためにコンピューター上のCT画像と患者さんの口腔内より採取した印象模型。そして技工士さんに作成した頂いた最終補綴上部構造のWAX UP。これらを参考にインプラント体の長さ・太さ、そして埋入位置をシミュレーションするわ…
口腔内の黒色病変
口腔内の黒い病変口の中の粘膜に黒くなった部分がある、あるいはそれを見つけたという場合、以下の解説を参考にしてください。口腔粘膜の色素沈着には、内因性のものと外因性のものがあり、内因性の主なものはメラニン色素の沈着、血液ヘモグロビ…
超音波骨切削機器を用いた歯根端切除術
超音波骨切削機器を用いた歯根端切除術の利点・囊胞壁を損傷せずに囊胞壁の明示が可能・骨の切削面がシャープであり、上顎洞の前壁を復位させやすい。治癒も良好・根尖部の切断もシャープに行える・臼歯部の手術時に上顎洞および…
超音波骨切削機器を用いた口腔外科低侵襲手術(総説・抜歯・インプラント・下顎隆起)
◎超音波骨切削機器による口腔外科領域低侵襲手術適応症例抜歯 下顎隆起除去術 インプラント関連手術(サイナスリフト、スプリットクレスト、骨採取)顎骨嚢胞、歯性上顎洞炎における歯根端切除顎変形症 顎骨腫瘍(歯肉がんなど)…
CT画像におけるオブリーク診断の勧め
CTによる画像診断がインプラント外科にとって必須であることは前述したとおりであるが、もう一つの問題として、医科用CTを応用する時代は終焉を迎えていることを明記したい。その意味は、医科用CTで撮影した後三次元構築を行い、診断医(術者)が自由な…
インプラント手術の診断・手術の変遷
インプラント手術がパノラマ画像のみで行われてきた現実を今振り返るとまだ、そのような時代遅れの治療をしている歯科医師がいるのかと恐ろしくなる。時代は進歩し、歯科医学も同様に進歩している自分の家族に、一世代前の治療を行うのか、ベストの治…
口腔癌の症状、病期分類と治療成績
はじめにがんによりなくなる人数がんが原因となりなくなられた方を部位別に見ると、男性では肺が4.9万人、胃が3.3万人、大腸が2.3万人と続き、女性では大腸が2.0万人、肺が1.9万人、胃が1.7万人という順であった。口腔・咽頭は、男女と…
口腔癌の予防法
1.はじめにわが国における口腔癌罹患者1975年には2,100人であったが、2005年には6,900人、2015年には7,800人になると予測されている。これは高齢化社会の到来とともに、罹患者数は増加しつつあります。罹患率は民族、国、地…
口腔癌の再建に使われる皮弁
口腔癌の再建手術口腔癌の手術では腫瘍の大きさによっては、広い範囲の切除が必要になる。口腔は食事、会話、呼吸といった生活に重要な組織があるため、切除によって大きな欠損を生じた場合、欠損部を修復する必要がある。移植の方法には有茎組織移植(皮…
口腔癌の手術療法
Ⅰ. 原発巣の切除手術①舌癌舌癌は原発巣の大きさ,臨床型,浸潤の深さおよび周囲組織への進展により切除範囲が異なる。具体的には,口底浸潤,舌根浸潤,下顎骨浸潤の有無,程度による。原発巣の切除範囲が大きければ皮弁による再建手術が必要とな…
口腔癌の診断・治療の流れ
専門医での治療の流れ1) 問診,視診,触診など、口腔内外の診察最初に行わねばならない検査は問診,視診,触診などの診査である。これら診査を通して腫瘍の進行状態をある程度把握し,次にどのような画像検査,組織検査を行うか検討すべきである。…
口腔癌の最新治療(放射線療法、化学療法、免疫療法)
はじめに従来までの口腔がんの治療は、手術治療が第1選択であり、手術不可能な症例、あるいは適切な手術が行えなかった症例に対して、補助的に放射線治療や化学療法が行われてきた。しかし、近年においては、それぞれの治療法も大きな進歩を遂げ、手術を…
口腔癌の生物学的特性
はじめに日常臨床で口腔内を診察する歯科医師が口腔癌に遭遇することは、稀ではありますが、口腔の専門家として早期発見に貢献することが望まれます。口腔癌の早期発見のスキルは後述することとして、ここでは歯科医師として最低限知っておきたい近年の遺…






PAGE TOP